ウェブメディア【苔とくらす】は
日本の伝統や風情、そして悠久の時を感じさせる
苔の魅力を伝えていくメディアです。

お寺や日本庭園・自然公園での鑑賞、ご自宅のお庭での育成など、奥ゆかしい苔を楽しむあなたに、このメディアを通して苔の正しい知識や理解を伝え、苔産業の活性化を目指しております。

このメディアで伝えたいこと

昨今、巷では新型ウイルスや不況、犯罪と、現代人にとってストレスになる事件が頻発しています。
この状況の中で、苔農家である私は社会に対してどんな貢献ができるだろうかと考えておりました。
我々は農家でありますが、野菜や食品を作っておらず食による癒やしはできません。
だけれども、なにかできることはないだろうかと考えた結果、「苔による癒やしを伝えていきたい」と考えるようになりました。

私は多くのお客様が生活の癒やしのために苔を植える現場を見てきました。そして同時に過去に苔を植えて失敗した方の相談に伺ってきたことで、より良い苔の植え付けについての見識もございます。
苔の生態や庭への施工はまだまだ未解明なことも多く、ネット上には様々な情報が飛び交っております。
このウェブメディア「苔とくらす」では苔栽培40年の弊社ノウハウや見識を活かして、現時点で正しいと考える情報をご提供していきます。

これまで私たちのもとには、「空中に苔が浮いている庭を作りたいんだ!」といった内容や「面白い苔の室内展示できない?」、「何度も庭に苔を施工してるけど失敗する」といったご相談を受け、そして解決してまいりました。(どれも非常に楽しくお仕事をさせていただきました)。
このウェブメディア「苔とくらす」をきっかけに苔に興味を持っていただいたり、知識を深め、更には庭に苔を施工したいといったご相談をいただければ大変うれしく思います。

農業法人 株式会社モスファーム代表

北條 雅康

ウェブメディア【苔とくらす】

運営会社について

このメディアは
苔栽培40年の株式会社モスファームが
運営しております。

弊社は富士山麓の静岡県富士宮市で苔を栽培しております。
この土地を選んだ理由は弊社創業者が苔の栽培適地を探していたところ、この富士宮がベストであると判断したためです。
富士宮は苔(特にスギゴケ)と相性の良い最高の黒土がふんだんにあり、
かつ富士山を御神体とする美の象徴「木之花咲耶姫」も御座せられる土地であります。

会社概要はこちら

モスファーム創業ストーリー

我々が何故苔という植物に着目したのか、その経緯を簡単に説明させて頂きます。

01創業者高校時代

創業者である私の父は高校時代忍者になりたかったことから庭師を目指しました。

父が高校時代調べたところ、江戸時代の忍者は庭師を装って大名屋敷等で情報収集していたことが主な理由です。
忍者になりたいから庭師になった、少し変わった就職動機です。

02庭師時代

庭師になった父は、己の勉強不足を知り仕事を退職、大学にて庭や植物の生態について学びます。
その後、再度造園の仕事を始めます。

そして数年経ったとき、周りの造園業者こんなことを言っているのを聞きました。
「苔はすぐだめになる。なんて弱い植物だ」
それを聞いた父はまるで自分のことのように感じ、「人間都合で好き勝手に使って、だめになったら全部苔のせいにする。これは許せない。苔の生態を研究し、それを伝えることを生涯の仕事としよう」と思い、株式会社モスファームを立ち上げます。

※写真はイメージです。

03熊との格闘

そうして事業を興し十数年が経ち年齢も50を超えた頃、ある出来事が発生します。
富士宮の山中にて苔の調査中、子連れの母熊に遭遇します。
父は熊が逃げるものを追う修正があることを知っていたので熊に向かっていきました。
その時、「俺が死んだら家族はどうなる」と思ったようです。
このことを思い出すたびに私は目頭が熱くなります。
結果として、父は重傷(各所骨折や顔面への噛み跡等)を喰らいますが、なんと素手で撃退しています。

このような経緯を経て株式会社モスファームは創業35周年を迎えようとしています。
これからも苔への追求を止めること無く邁進していきます。
取材等のご依頼も受けておりますので、ご遠慮無くご連絡ください。

国からの認可をいただいた認定法人

  • 農林水産省第六次産業化のマーク

    農林水産省
    第六次産業化認定法人

    農業法人 株式会社モスファームは平成24年2月に農林水産省から苔の生産法人として国内で初めて第六次産業の認定された企業です。
    また、続けて平成28年5月にも新たに第六次産業に再認定されました。

  • 静岡県経営革新計画認定法人のマーク

    静岡県
    経営革新計画認定法人

    「経営革新計画」とは、中小企業新事業活動促進法に基づき、中小企業者が作成する、新商品の開発や新たなサービス展開などの取り組みと具体的な数値目標を含んだ3年から5年のビジネスプランのことです。
    農業法人 株式会社 モスファームは平成24年、平成28年と連続で認定を頂きました。

  • 静岡県知事認定青年農業士のマーク

    静岡県
    知事認定青年農業士

    代表北條雅康はその事業内容や苔技術のパイオニアとして静岡県知事より認定青年農業士に任命されています。青年農業士とは各都道府県知事より県内の代表的であり挑戦を行っている若い農業者に対して各都道府県知事より認定される称号です。