モスファーム創業ストーリー
我々が何故苔という植物に着目したのか、その経緯を簡単に説明させて頂きます。
01創業者高校時代
創業者である私の父は高校時代忍者になりたかったことから庭師を目指しました。
父が高校時代調べたところ、江戸時代の忍者は庭師を装って大名屋敷等で情報収集していたことが主な理由です。
忍者になりたいから庭師になった、少し変わった就職動機です。
02庭師時代
庭師になった父は、己の勉強不足を知り仕事を退職、大学にて庭や植物の生態について学びます。
その後、再度造園の仕事を始めます。
そして数年経ったとき、周りの造園業者こんなことを言っているのを聞きました。
「苔はすぐだめになる。なんて弱い植物だ」
それを聞いた父はまるで自分のことのように感じ、「人間都合で好き勝手に使って、だめになったら全部苔のせいにする。これは許せない。苔の生態を研究し、それを伝えることを生涯の仕事としよう」と思い、株式会社モスファームを立ち上げます。
※写真はイメージです。
03熊との格闘
そうして事業を興し十数年が経ち年齢も50を超えた頃、ある出来事が発生します。
富士宮の山中にて苔の調査中、子連れの母熊に遭遇します。
父は熊が逃げるものを追う修正があることを知っていたので熊に向かっていきました。
その時、「俺が死んだら家族はどうなる」と思ったようです。
このことを思い出すたびに私は目頭が熱くなります。
結果として、父は重傷(各所骨折や顔面への噛み跡等)を喰らいますが、なんと素手で撃退しています。
このような経緯を経て株式会社モスファームは創業35周年を迎えようとしています。
これからも苔への追求を止めること無く邁進していきます。
取材等のご依頼も受けておりますので、ご遠慮無くご連絡ください。